my_side_kick’s diary

家を建てるって本当に大変。

内覧会。

いよいよ内覧会当日がやってきました。

 

家もピカピカにして準備万端です。

嫁さんも内覧会の為に、この家の良い所をまとめたプレゼン用のメモを作って気合十分です💪

 

今日は午前中に2件、午後に1件、内覧希望者がいるそうです。

 

しかも、午後の方はお隣の千葉県から来て頂けるそうです!

しかも前日から泊まり込みで!

 

売る側としては、そこまで気合を入れて頂けると、是非この方に買って頂きたいと思ってしまいます。

 

しかし、内覧の順番は一番最後なのです…

 

ドキドキ、ソワソワしながら1組目の内覧者を待っていると、うちの不動産屋さんと共にいらっしゃいました。

 

待望の内覧会第一号様です!

 

玄関で簡単な挨拶を済ませた後、家の中を隅々まで見て回って頂きました。

嫁さんのプレゼン用メモも大活躍です。

お話を聞くと、うちから歩いて1分くらいの超ご近所さんでした。

 

この辺りの物件をかれこれ4年間も探しているそうです。

 

4年間…

 

4年前…

 

ちょうどこの家を買った時だ!

 

話を聞いていると、『4年前にこの家が売りに出た時も買おうとしたんですけどね〜、間に合わなかったんですよ〜。』

と仰ってました。

 

って事は…この方々は…

 

4年前の売出し価格を知っている!!(今回の売出し価格よりも400万も安い)

 

ただ、この方々はそれを承知の上で内覧に来て下さっている…

 

4年前にここが売りに出た時は、誰もこの家を内覧していません。

 

それは、僕が上物(建物)が建つ前に買ってしまったからです。

なかなかリスキーでしたが、僕はこの土地に魅力を感じていたので、上物の事はあまり気にしていませんでした。

結果、そのタイミングじゃないと買いそびれていました。

 

さぁ、内覧を続けていきます。

 

1組目から好感触です!

 

とても気に入ってくれたらしく、お子さんと『ここは〇〇部屋にしよう』、『ここにはアレを置いて…』など、かなり詳細に購入後のイメージをして頂きました。

 

家の使い勝手や近所の話など色々とお話をさせて頂きました。

 

そうこうしていると…

 

ピンポーン!

 

次の内覧者の方がいらっしゃいました。

 

あっという間に1組目の内覧は終了。

 

続けて2組目の内覧に入ります。

 

二組目の方も近くに住んでいらっしゃる方でした。

小さなお子さんが居るので、小学校が近い所が気に入って頂いたようです。

近所の話や子供の話、家のこんな所が良いですよ〜などと話をさせて頂きました。

 

感触もまずまずです。

 

二組目に関しては、内覧者よりも付き添いの不動産屋さんからの質問が多かったです。

(メチャクチャ食い気味で聞いてきます。)

 

『どうして売っちゃうんですか!?』

『この辺は競合が無いので目玉物件ですよ』

『もっと強気に行っても良かったんじゃないですか?ここなら絶対売れますよ!』

『こんなに早く売るって事は、最初から売る事を想定した買ったんですか?』

 

などなど…(勿論、内覧者が居ない所でこっそりと聞いてきました笑)

 

この時、僕と付き添いの不動産屋さんは一階に、嫁と二組目の方は2階に居ました。

 

そうすると…

 

外で待機してるはずの、うちの不動産屋さんから電話が。

 

『1組目の方が購入決めました!値引き交渉は無しです!もう頭金の用意も出来ています!』

 

え…えっ…

 

えぇー!!!?

 

もう、急展開過ぎてパニックです。

 

だって、1組目の内覧会が終わって20分も経っていませんでした。

 

しかも値引き交渉無し!?

 

値引き交渉も考えた上の価格設定だったので、これは嬉しい誤算です!!

 

しかし、まだ二組目を対応していますし、千葉から来てくれている3組目の方も居ます。

 

その辺を『どうしたら良いのか?』

 

と不動産屋さんに聞くと、『とりあえず2組目はそのまま何も言わずに対応して下さい。3組目の方には、もう売れてしまった旨を伝えましたが、せっかく千葉から来たので内覧はするとの事なので、ご対応お願いします。』

 

だそうです。

 

すっかり舞い上がってしまっている自分。

 

平常心で残りの二組の対応につとめます。

 

いや、無理です!!

 

多分、ニヤけてました。きっと…

 

頭の中は今夜はどこで祝杯をあげようか…

そればっかりでした…(爆)

 

そして無事!?に二組目の内覧を終えた頃、午後に内覧予定だった3組目の方が既に外に。

せっかくなので、予定変更でそのまま内覧をして頂きました。

 

お互い、もう買い手が付いたという事を知りながらの内覧というのは不思議な感じ…

なんとなくお互い気まずい空気です。

 

3組目は夫婦で来て頂いたのでずが、説明を聞いている間、旦那さんは『はぁ…もう売れちゃったんですよね…』と何度もタメ息をついていました…

そりゃそうですよね…

千葉からわざわざ来たんですから…

 

少し重い空気のまま、3組目の内覧も無事に終了。

 

 

今思えば、これは出来レースだったのかな…

売出し価格の設定も、内覧も全てうちの不動産屋さんの思い描いた筋書き通りだったように感じます。

 

おそらく、1組目の家族がうちの不動産屋さんの顧客で、ここが売りに出るとわかった時に話を持ち掛けてたのではないかと思います。

 

我が家の担当のUさんは、かなりやり手な人だったので、上手く双方の納得するようにまとめてくれたのだと思います。

 

ここは上手くやりこまれて正解だった気がします。

 

一刻も早く、納得できる金額で売りたいという希望を叶えてくれました。

 

担当のUさん、本当にありがとうございました!!

 

 

続く。